ワインをゼロベースから知ろう(肉料理のための初級編) アルコールとの関わり Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ワインの種類からはじめよう ワインと肉料理を楽しむために、いくつか述べてきましたが、ふと思い今回のテーマにしました。 というのも、様々な人がいらっしゃるでしょうから、ワインについての知識もまちまちで、実はゼロベースのものも必要なのでは、と考えました。 ということで、まずはワインの種類からはじめましょう。 ワインは、色の違いにより大きく分けて、赤ワイン、白ワイン、ロゼ、スパークリングの4種類があります。ワインの色の違いは、使うブドウの品種や製造方法の違いによるもので、味わいにも深く関わってきます。 1.赤ワインとは 赤ワインの特徴は、黒ブドウの実を皮や種ごと発酵させてつくることです。この果皮に赤い色素が含まれているため、ワインの色を赤くします。 さらに、種に含まれるタンニンという成分により、赤ワイン特有の渋味が出ます。そのため、ブドウの重みのある香りと渋みが楽しめます。 また、ポリフェノールが豊富に含まれているため、健康や美容のために飲むという方もいらっしゃいますが、飲みすぎれば・・・。 ブドウ果実の完熟度によって、甘さが変わりますし、酸味については、ブドウ自体や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによってかわります。 2.白ワインとは 白ワインの特徴は、ブドウの皮を取り除き、果汁のみを使ってつくることです。そのため、渋み(タンニン)などがなく、ブドウ本来のフルーティーな味わいや酸味が楽しめます。 主に果皮の色の薄い白ブドウが使われ、果皮がピンク色のブドウも使われることもありますが、その場合は、果皮を取り除いて発酵させるため、色は薄く、透明なものとなります。 ブドウ果実の完熟度によって、甘さが変わりますし、酸味については、ブドウ自体や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによってかわります。 3.ロゼワインとは ロゼワインの特徴はその美しい色です。ロゼはフランス語で「バラ色」を意味し、「ピンク」ともいわれます。 お祝い事や女子会など、華やかな場面にぴったりのワインで、女性に人気があります。 一般的に、赤ワイン同様に黒ブドウの果汁を使用し、発酵途中で果皮を取り出します。そうすることで、赤と白の中間色のワインに仕上げます。 また、別の作り方では、黒ブドウを圧搾して、皮の色素が出た果汁を発酵させてつくる方法もあります。 ブドウ果実の完熟度によって、甘さが変わりますし、酸味については、ブドウ自体や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによってかわります。 4.スパークリングワインとは 発泡性のあるワインのことをスパークリングワインと呼びます。一度発酵が終わった白ワインを糖分と酵母を加えて瓶詰めにし、再び発酵させて、炭酸ガスを生じさせる「シャンパーニュ方式」や、 タンク内で二次発酵を行う「シャルマー方式」など、製法もいくつかがあります。 また、産地や原料で呼び方が違うのも特徴で、フランスでは、クレマン・ヴァン・ムスー(その代表格が、シャンパン)、イタリアではスプマンテ、スペインでは、エスプモーソ ドイツでは、シャウムヴァインといいます。 ワインを美味しく飲む温度は ワインの味わいは温度によって変わります。そのため、そのワインによって、美味しさや魅力がわかりやすい温度があります。 わかりやすくは、下の図のようなイメージです。 1.赤ワインを美味しく飲む温度は 渋みのある重厚な感じのワイン(フルボディといいます)は、冷やしすぎるとタンニンからの渋味が強く、ワインの持つ良さや味わいがわかりにくくなります。 温度が高いほど渋味がまろやかに感じられるため、常温に近い方が良いと言われています。 渋みの少ない軽い感じのワイン(ライトボディといいます)は、少し冷やすと口当たりも良くなり、スカッとした味わいになります。 お家の冷蔵庫なら30分から1時間くらいで良いでしょう。 2.白ワインを美味しく飲む温度は 冷やして飲む機会も多いワインですが、冷やしすぎるとワイン本来の良さや味わいがわからなくなりますからご注意です。 反面、温度が高くなると、香りは際立ちます。 甘口にものは、温度が低いほど甘味がサッパリと感じられます。お家の冷蔵庫なら3時間くらいは冷やしたいところです。 蛇足ですが、昔、日本では、白ワインと言うとドイツの甘口のものが非常に人気になったため、 白ワインは、冷やして飲むもの、というイメージが強いのかもしれません。 3.ロゼワインを美味しく飲む温度は ロゼワインは冷やしてスッキリと飲みたいものです。辛口でも冷やしますが、甘口なら更に冷やしたほうが良いでしょう。 前述しましたが、よく冷やすと甘くてもくどさを感じないものですから。 お家の冷蔵庫なら3時間くらいは冷やしたいところです。 4.スパークリングワインを美味しく飲む温度は これは、しっかり冷やして飲みましょう。炭酸を温かくして飲む機会は少ないですよね?? お家の冷蔵庫なら4時間以上は冷やしてください。 上記は、基本の飲み方ですが、家飲みで安価なものを飲む場合など、もっと気楽に飲むときなどは、ロックワインやホットワインもおすすめです。 ホットワインは、温めたワインにハチミツや砂糖を加えたり、シナモンスティック、オレンジピールなどを加え楽しみます。 個人的には、年中していますのがロックワインです。氷を入れたグラスにワインを注ぐだけですが、様々なお店で安価なワインを購入して、必ずこの方法を試しています。 赤ワインが多いですが、白ワインでもやっていますが、食事しながらグイグイやることが多いので、飲みやすいもの赤ワインなら軽めのもの、 白ワインなら甘くないもので飲むのが大好きです。少なくても50種類以上は試しています(笑) Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it アルコールとの関わり 肉とワインを気軽に楽しもう お肉のための赤ワイン(フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディ編) ピックアップ記事 ビジネス 肉屋さんの売上を上げる方法(算数編) ビジネス ビジネス 最近人気のハンバーグ ビジネス ビジネス 精肉売場で「売れ筋」が止まる理由と改善のヒント ビジネス 関連記事一覧 アルコールとの関わり 肉料理と合う飲み物は、炭酸水?! アルコールとの関わり 肉料理に合う焼酎とは アルコールとの関わり 肉とワインを気軽に楽しもう アルコールとの関わり お肉のための赤ワイン(フルボディ、ミディアムボディ、ライトボ... アルコールとの関わり お肉のための白ワイン(重めのワイン、中位のワイン、軽めのワイ... アルコールとの関わり 肉料理に合うウイスキーとは アルコールとの関わり 酒好きが選ぶお酒に合う肉料理 アルコールとの関わり 肉料理と合うワインとは