肉料理に合う焼酎とは

肉料理に合う焼酎とは
アルコールとの関わり

肉料理に合う焼酎は、あるのか?

ここで言う焼酎とは、本格焼酎のことで甲類焼酎・混和焼酎はあえて外して考えます。甲類焼酎の場合、割材が多種多様ですし、どのようにでも合わせられる順応性がある反面、焼酎本来の特徴が少ないので外します。
とは言うものの、本格焼酎も糖分が無いため、ぶつかりあいものが少なく、合わせる苦労もなさそうなほど幅の広さがあると思います。しかし、焼酎にはいもや米など様々な種類があります。種類によって相性のよい料理もあるようです。
本格焼酎ってなにか?やはり長くならない程度に軽く触れておきます。本格焼酎と言うのは、大きくにいえば焼酎の分類の一つです。焼酎というのは大きく「甲類(連続式蒸留焼酎)」「乙類(単一式蒸留焼酎)」「混和焼酎」の三つに分類されます。
その中で本格焼酎というのは、「乙類(単一式蒸留焼酎)」の中に分類されるため、大まかには「焼酎乙類」≒「本格焼酎」となります。また、麹を使用している、原料は穀類・いも・酒粕・黒糖、イモ類を主原料とするその他原料、単式蒸留器で蒸留したもの、水以外の添加物を加えないなどの法令上の定義もあったりします。

肉料理と焼酎(本格焼酎)の相性は

芋焼酎
芋焼酎はかなり濃厚であり、独特の香りを持った焼酎です、好き嫌いがわかれる焼酎です。最近では、質の高い芋を使用したり、臭みの元となる部分を取った芋を使用するなどの改良が進められいままでののような臭みが少ない芋焼酎が増えてきています。
香りとコクが強い物が多く、脂ののった料理や煮物、しっかりとした味付けの料理と相性がよいようです。とはいってもさっぱりした芋焼酎もあり、こういったものはオールマイティーですね。

米焼酎
米焼酎は、日本酒と同様に米を原材料として造られた焼酎であり、その生産量は焼酎全体の10%程度を占めています。素材そのものの味を楽しむあっさりとした料理と相性がよいようです。熊本の球磨焼酎は、米焼酎のなかで有名なものですが、馬刺し、からし蓮根など熊本名産の料理とは相性が良いですし、お米から造られていることもあり日本酒の相性良いものはすべていけそうですね。
まろやかですっきりしているので料理の味を引き立てるのにもひと役かうこともできるでしょう。

麦焼酎
麦焼酎は乙類の中でも最もクセがなく飲みやすいと言われています、焼酎入門編として、最初に飲むことが多い焼酎でもあります。すっきりとした辛口タイプの焼酎で、香りが炒め物にもあうようです。脂を洗い流してくれるのにビーフステーキにもいいし、酢豚・春巻きなど中華系も難なくこなしてしまいます。
飲みながらでもしっかりと食事を楽しむことが出来る飲みやすい焼酎といえるかもしれません。

黒糖焼酎
黒糖焼酎は奄美諸島のみで生産が許された特産品となっています。甘味はすっきりとしており決してしつこさはありません。黒糖焼酎と甘いタレの組み合わせが、お互いの味をよりひきたたせるようです。すき焼きや焼き鳥はもちろんのこと、チーズを使ったものにもいけるようです。

そば焼酎
そばを主原料とする焼酎であり、クセが少なく、その飲み口、味わいは麦焼酎よりも軽いとされていますし非常に飲みやすく女性にもおすすめです。まさに肉料理と相性が良いといわれています。ジュシーな肉団子、豚の生姜焼き、レバニラなど様々いけそうです。
ただしそばアレルギーを持つ方は、アレルギー症状が出てしまうおそれがあるため飲むのはやめておきましょう。

番外編(泡盛)
泡盛は、米(タイ米)と黒麹菌を用いて、全麹仕込みと単式蒸留・常圧蒸留で造る沖縄の本格焼酎です。3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と呼ばれます。
やはり沖縄の名産品であることもありますが、豚肉料理と相性がよいそうです。しゃぶしゃぶ・スペアリブなど結構いけます。

これら以外にも変わり種的な栗焼酎・しそ焼酎・ジャガイモ焼酎などちょっと変わった原材料を使用した焼酎もあります。
各種焼酎の相性について述べていましたら、気が付きましたが本格焼酎はほぼみなどの素材の焼酎にも、どんな料理にでも合う焼酎が存在する、と便利で?わかりやすいお酒のようです。
また、焼酎には血栓を溶かす作用のあるウロキナーゼを増やす効果があると言われ、血栓症の予防にもひと役かいそうです。そういえば、私の周りでも健康診断などでお医者さんに注意されるような結果の人は、「これからは焼酎にする」という人が多くいます。
でも、それって本当は違いますよね、お酒も控えて、運動して、健康を考えた生活をするのが一番です。わかっています、いますけど、、、予備軍の私も人のことは言えないです。

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