ハム・ソーセージ等(食肉加工品)の表示マークについて

ハム・ソーセージ等(食肉加工品)の表示マークについて
さまざまな素材

ハム・ソーセージの表示マーク一体なに?

購入しようとしたら、ソーセージの包装袋にマークが付いている、でもこれって何かな?と
思ったことがある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

いろんなメーカーの、いろんな商品が販売されている中で、このマークがなんの参考になるのか?
これを機会に、現在の最新マークを確認してみてください。

ハム・ソーセージの表示マーク一覧

ハム・ソーセージの表示マーク一覧

これらの表示マークは、JAS規格に適合している場合や、ハム・ソーセージ類の表示に関する公正競争規約に適合している場合に表示できます。
これも、みなさんが商品を選択するのに、役立つものなので知ると便利です。

1.JASマーク・特定JASマークについて
JAS登録認証機関から認証を受けた工場で製造された製品で、JAS規格の検査に合格したものだけが表示できるJAS法に基づき、品質を保証しているマークです。
等級区分と工場を認証した登録認証機関の名称が表示されます。

ハム・ベーコン・ソーセージ、熟成ハム類、熟成ソーセージ類、熟成ベーコン類等は、一般社団法人 食肉科学技術研究所がその登録認証機関になるので、JASマークの下に
「食肉科学技術研究所」、「食肉科研」などの名称で表示されます。

2.HACCPマークについて
「HACCP(ハサップ)」といいますが、HACCPとは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」という言葉の略語で、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことを言います。
食品の製造・出荷の工程で、どの段階で微生物や異物混入が起きやすいかという危害をあらかじめ予測・分析して、被害を未然に防ぐ方法で、食品を取り扱う会社がHACCPを導入する際には、12の手順を踏まなければならないと決まっています。

食肉製品の場合、厚生労働省が食品衛生法によって定めているHACCP認証で総合衛生管理製造過程に承認を受けて製造された製品に表示できます。

3.公正マーク
公正マークとは、表示に関するルールをきちんと守っていることを示すマークです。
ハム・ソーセージ類の表示に関する公正取引協議会の承認を受けて表示されます。

4.プラマーク
プラスチック製容器包装識別表示マークのことで、消費者が容器や包装を分別排出しやすいように、商品に容器包装の素材を表示することで、容器包装リサイクル法により表示が義務付けられています。

5.JANコード
JANコードはJapanese Article Numberの略で、一般的に13桁の数字から成り立ちます。JANコードで使える文字は0から9までの数字のみです。
左から数えて2番目までの数字が国コードで、その次に7桁のGS1コードと呼ばれる事業者識別コード、その後に3桁の商品コード、最後に1桁のチェックデジットによって構成されています。日本の場合は国コード45か49から始まります。
JANコードを読み取ることによって、どの事業者のどの商品かを知ることができます。コンビニやスーパーのレジでおなじみのマークですね。

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