肉とワインを気軽に楽しもう
1.まずは、ワインからはじめよう??(初級者編)
なにか不思議な?でしょうか、肉とワインを気軽に楽しむのに、まずはワインから?ですね。
何がいいたいか、というと、この料理にはこのワインがあうのか?と悩むより、まずワインを楽しんで貰おう、というイメージです。
肉料理とお酒は、お互いを楽しめ、相乗効果でたかめあい、良い仲間だと思います。
だから、ワインに親しみ、自分の好きなワインから自分の感性でこんな料理と食べたい、そんな感じになってほしいわけです。
難しいことを考えていると、お酒も料理もまずくなりますよね、ワインを楽しみそこから肉料理に行きましょう。
というわけで、自分がすきな嗜好品からワインを選んではどうでしょう。
ジャム、レモンやストロベリーにバナナ、ナッツやハーブ、コーヒーやチョコレートなど、いろいろなワインにそれぞれの特徴的な香りやテイストがあります。
ジャムが好きな方なら、ブルーベリージャム、野いちごのジャム、フレッシュな果実を感じる。
チョコレートが好きな方なら、ダークかミルクかビターかとか、ベリー系の好きな方なら、「新鮮」か「完熟」か、その果実は赤いもの、それとも黒いものなど
様々に捉えられると思います。
そこから、具体的なワインを選んで見る。
例えば、
1.酸味豊かな白ワインを選ぶのがおすすめの方
レモンやグレープフルーツ・ライムなどフレッシュな柑橘系が好きな方
2.果実味のふわっとした白ワインを選ぶのがおすすめの方
甘みのある果物、バナナ・モモ・洋梨などが
3.しっかり熟成された白ワインやシャンパン
クロワッサンなどバターのしっかり使われたものが好きな方
4.酸味が豊かな軽めの赤ワイン
フレッシュでこぶりなベリー系が好きな方
5.重め濃いめの赤ワイン
コーヒー、タバコ、完熟のベリーなどが好きな方
などワインを楽しみ、好きなワインから自分で好きな肉料理も選んでみる、失敗も成功の元です(笑)
2.ブドウの品種から選んでみよう(中級編)
“ブドウ品種”はワインの味わいを大きく左右するものですが、香りも味わいも品種ごとに性格が異なり、
それを理解したり、好き嫌いがわかると生産国や生産者が違っても味を予想しやすくなりますから楽しみやすいですよね。
ちなみに知っておきたい代表的な品種を少しご紹介しましょう。
(世界で栽培されているワイン用のブドウは、実は2万種類をゆうに超えると言われています)
白ワイン用の品種
・シャルドネ:Chardonnay
キリリと切れ味のある豊かな味わい
香りは温かな地域のトロピカルフルーツにナッツの香り寒い地域のライム系の香り
・リースリング: Riesling
みずみずしい控えめな酸味とギュツと詰まった感じのする味わい
ハチミツや洋梨などの華やかで甘い香り
・ソーヴィニヨン・ブラン: Sauvignon Blanc
ほろ苦さの中に、爽やかな酸味のある味わい
柑橘系の香りにあおくささやハーブのアクセントのある香り
赤ワイン用の品種
・カベルネ・ソーヴィニヨン: Cabernet Sauvignon
力強く濃厚で、渋さと酸味のバランスがよい味わい
カシス、ブルーベリー、プラム、チョコレートのような香り
・ピノ・ノワール: Pinot Noir
渋みが少なく軽く酸味がほどよい味わい
ラズベリー、チェリーイチゴ、など、赤い果実系の香り
・メルロー:Merlot
やわらかくてふくよかな味わい。
プラム、ブルーベリー、チョコレートなどの香り
・シラー/シラーズ: Syrah/Shiraz
コクがあり、みずみずしくタンニンを感じる味わい
黒コショウ、ビターチョコレートなど特徴のある香り
まだまだたくさんありますが、ワインでよく見かけるのはせいぜい20種類くらいでしょうか、他の品種も見つけてみてください。
とにかく、いろんな品種を飲み比べてみましょう。人間の味覚は、どんな味に対しても単品では、感覚が脆弱だと思います。
ご家族で、仲間たちとなど、人が集まれば、お酒の弱い人でもよりたくさん飲み比べれますから、そんな機会を作ってはいかがでしょう。
また、飲み比べにおすすめなのは、チリのワインです。
なぜなら、今やチリは、フランスに次ぐワイン大国といわれ技術も優れ、品種の特徴がはっきりしているワインが多いのです。
そのうえ、ヨーロッパ産ワインと比べるとお手頃な価格で楽しめますから。
注意したいのは、ヨーロッパのワインは、単一品種でなくブレンドして味わいよく、複雑に仕上げる商品も結構あることです。
単一品種でなくては、比較は難しいので、そいう意味でも、新世界ワイン(チリ・アメリカ・オーストラリアなど)と言われる国々のワインは単一品種が多いので良いわけです。
好きなワインを見つけるのに良い方です、そこから肉料理に入っていったら面白いでしょう。
さて、上級編はまたの機会があれば。
だって、上級者は、一言でいってうるさいですからね。これは失礼しました。