2019年のグルメ予測のお話 ニュース Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 2018年のグルメ予測はどうだった? いろいろな方が、いろんな予測をされます。グルメにかかわらず、芸能も流行りもの全般です。 そのなかで、昨年2018年の食のトレンド予測という記事を拝見したとき、いいなあ~と思い、残しておきました(dressingさんより)。 1年が過ぎどうなったか、少しだけみてみますと 1,「おいしい&ワクワク」。劇場のようなパフォーマンスが楽しめる店が浸透する予感 昔から、それなりにある演出?ではありますが、当然昔よりも更に磨きを要求されます。 昔なら、面白い!格好いい!などその感動でよかったわけですが、今はそれ以前に、まず料理が美味しいことが前提になります。 その上で、ということ。あえて、店の名前はあげませんが、食べておいしく観て楽しい、そんなお店は出てきていますよね。 この傾向は、今年も広がっていってほしいな、と感じます。 2,麻辣系・四川料理の時代がやってくる! 四川料理でごく一般的に使われるスパイス、「花椒」(ホアジャオ)をつかった、しびれるような料理が流行ると。 いわゆる花山椒、と昔からいったものでしょうが、日本の中華料理店の麻婆豆腐が、豆板醤辛いのに対して、四川の麻婆豆腐は、しびれるような辛さのほうが強い。 まさにこれが原因でしょうが、これも確かに流行りましたね。先日、ぼぉっとテレビをみていたら、プロが選ぶ本当に美味しい麻婆豆腐のお店、というのが特集されていました。 「花椒」(ホアジャオ)をつかったお店ばかりでしたし、担々麺や火鍋も流行りましたね。 3,「グローサラント」がブレイク!? 知りませんでした、「グローサラント」とは食料品店の店内、または敷地内で、その店で販売する食材を使用した料理を提供する業態のこと、らしいですが、イートインとの違いは、 店舗内で調理を行い、レストランクオリティの高品質な食事と空間を供することなそうです。 都心では、ポチポチ出てきていますが、これが流行になるかは、まだ?かな、と個人的には思います。 2019年のグルメ予測は 今年は、次のようなものが上がって来ると予測していました。 1,日本の中に「リアル・アジアン」が増加。よりディープでマニアックな食体験がトレンドになる予感 まるで現地の店で食事をしているような錯覚を覚えるほどに本格的な”地方の郷土料理”を提供する店、のことのようです。 在留外国人数(速報値)は、過去最高の2,637,251人。留学中や留学後の就労者が増加しているということで、 当然の流れかもしれませんが、個人的にも先日感じました。 名古屋でのお話ですが、中国人の友人と食事に行ったときのこと、面白いお店に連れて行く、ということで連れられていったのが、 古い時代の飲み屋街?今でもたくさんありますから、今もだ!と怒られるかもしれませんが、通称「女子大小路」でした。 そこに、何件もの中国現地で食べるような中華料理のお店が、あるのです。メニューも、お店によっては中国語オンリー、です。 お客さんも中国人がほとんど、そばには中華食材専門店が併設、みたいな感じです。 数年前に、できたあるお店が大変はやり、そこに別のお店ができ、という感じで集積してきているようです。 日本人が、普通は食べない料理?ばかりですから、そこでの味わえる楽しさはまた新鮮でした。 2,「量り売りビール・グロウラー」の広がる アメリカでは一般的な「ビールの量り売り」。「グロウラー」という専用ボトルを買い、その後はお店でビールのみを買って詰めてもらうという画期的なスタイル。 確かに、ニュースでは結構見ますが、実感はあまりありません。「地ビール」がブームになり、次なるビールのブームでしょうか。 ビールも大好きな人間にとっては、最高なお話ですが、マイクロブルワリー(ブリュワリー/小規模醸造所)やブルーパブ(ブリューパブ/醸造したオリジナルビールを飲める店)が全国に急増している、とはまだ実感がないです。 でも、大歓迎です、自分がいきやすいところにも早く、そんなお店ができ、オリジナルビールはもちろん、国内外の珍しいビールもゲストビールとしてセレクトされ、気軽に楽しめるようになるといいな、と思います。 3,「ラム肉」ブームが本格到来 ジンギスカンブームが起こったのは約15年前のことですが、それ以来の本格的ブームを予測しているようです。 昨年、16年ぶりにフランス産のラム肉が輸入解禁となり、流通技術も進化し、羊肉の「嫌なニオイ」が「独特のおいしい香り」になりつつあると。 日本における羊肉の輸入額は上昇傾向にあり、世界中で広く親しまれている食肉ですが、どこまで行くのか楽しみです。 欧州・中東・アジアまで各国郷土の料理がある羊肉ですし、牛や豚と比較してラム肉は鉄分を多く含み、栄養面でも世界中から注目されているわけですが、 一つの懸念材料は、前回のブーム時とくらべ価格もかなり上がっているということがります。 日頃から肉を扱っていますから、羊肉は問い合わせもよく受けますが、消費者の思っている価格イメージと結構な差異があり、なかなか厳しい状況もあります。 飲食店で提供されるから、価格の高騰も受け入れられるか、そこには少し?がります。 こんなところにしておきましょう。このようなトレンド予測が来年どうなっているのか、楽しみに今年も観察していきたいですね。 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ニュース 肉ニュース 2018年度枝肉格付状況と驚きの現状 肉とワインを気軽に楽しもう ピックアップ記事 ビジネス 精肉売場で「売れ筋」が止まる理由と改善のヒント ビジネス ビジネス 最近人気のハンバーグ ビジネス ビジネス 肉屋さんの売上を上げる方法(算数編) ビジネス 関連記事一覧 ニュース 医食同源と肉の関係は ニュース 牛タンがすごく売れる(現場訪問) ニュース 個体識別番号のもつ力? ニュース JAS規格ってなんですか、ハムソーセージ(食肉加工品)とはど... ニュース 鳥インフルエンザの影響 ニュース 食肉をおいしくする食肉加工技術 ニュース 豚コレラ、CSFどうなっていくのか ニュース 50年前と比べお肉を10倍近く食べられるようになった日本人