牛ヒレ(フィレ)肉、あるある話

牛ヒレ(フィレ)肉、あるある話
牛肉

牛ヒレ(フィレ)肉とは、

サーロインの内側に腰椎に沿った細長い部位で、左右で2本あるほとんど運動しない部分で、
そのためきめが細かく牛肉で最もやわらかな部位です。
低脂肪で非常にヘルシー、赤身の持つ甘みが感じられます。

ヒレ自体が希少ですが、その中でも、ヒレ肉の中心部に位置する部位を「シャトーブリアン」は、一番の高級部位になるかもしれません。

牛ヒレ肉とフィレ肉、ヘレ肉の違いは?

よく聞きますし、聞かれますが、最初に回答です。
「同じものです」(笑)

牛ヒレ肉、一応、一番一般的なものとなるのでしょう。特に関東ではこう使う、と言われます。
牛フィレ肉、フランス語で「フィレ」、英語で「テンダーロイン」と言われます。
牛ヘレ肉、関西ではヘレ肉というのが、普通です。
関西弁を話す方は、どこでも普通に使われる方が多く、それと同じようにヘレ肉、と使う方も結構多くこういう質問もあるのでしょう(笑)

牛ヒレ肉は、最高級だと言うけど肉の王様ということ?

ここは、少し難しいのですが、ヒレ肉は、肉の女王と言われたりします。
サーロインが王様といわれることが多いかもしれません。
これは、牛ヒレ肉の柔らかさとキメの細やかさが舌触りもよく、且つ脂肪が少ない赤身部位でありながら、クセもなく甘みさえ感じる、
そして、老若男女、どなたにも愛され、そんな感じが女王と言われる所以でもあるのでしょう。

牛ヒレ肉は、なんでそんなに高いの?

それは、やはり希少性でしょうか。全体の3%程度ということですから400キロある牛さんから、12キロ程度しか取れないわけですから。
といっても、美味しくなければ高くもないのでしょうが、美味しいときているから仕様がないですね。
需要と供給のバランス、なんか格好いいかな??、人気のある部位でありながら、量が少ないので高い、というわけです。

牛ヒレ肉は、いつでも高いの?

そうですね。牛肉の中では、常に一番高い部位となります。
ましてや、年末年始と結婚式シーズンはより高くなります。これはクリスマス・結婚式などパーティーのコース料理のメインに、牛ヒレ肉が使われるからですが、
ホント、迷惑なくらい高額になったりします。逆に言えば、いつが食べとき?か、となると、牛ヒレ肉はなかなか少ないですが、需要の少ないときですから、
しいて言うなら、やはり真夏はいいかもしれませんね。

牛ヒレ肉は、どんな料理がおすすめ?

牛ヒレ肉は、どんな料理がおすすめ?

これは、個人的な意見ですが、やはり「ステーキ」だと思います。
なぜなら、牛ヒレ肉のステーキは、どんな方でも嫌いな理由が見つからないからです(勝手な意見かも)。

肉が厚くないと、食べた気がしないという方、厚く切って焼くのがヒレステーキです。
肉の甘味、脂の旨味がいい、やはりサーロインだ!という方でも、甘みと柔らかさで許します。
赤身肉のステーキは、硬いから、という方も、牛肉で一番やわらかい部位ですから、問題なし。

そして、肉の味を楽しみたい方にも、もってこいなわけです。
シンプルに塩コショウで焼き、食べれば肉のすべてがわかりますが、負けません、楽しめます。
少し長くなりましたが、牛ヒレ肉のステーキは、シンプルで火をとおしすぎずに焼き上げれば、その柔らかさや肉の甘味、肉汁の旨味と文句のない、肉の美味しさを味わってもらえるでしょう。
(肉の焼き加減は、レアがおすすめです!)

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