最近評判を集める鶏肉は、どんな鶏肉? さまざまな素材 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 鶏肉にも光があたり、活性化もすすみ地鶏や銘柄鶏ブームがきた 地域活性化のための産品振興、消費者ニーズの多様化に対応などの 理由から、鶏肉のまわりの環境は、様々な動きが活性化しています。 地鶏や銘柄鶏と呼ばれる鶏が全国で相次いで生産されています。 銘柄鶏には、ブロイラー由来、地鶏由来のものがあり、 特徴づけや差別化を図るために、飼料、飼育方法、出荷日齢などについて、 通常のブロイラーとは異なる工夫を加えています。 地鶏については在来種の血が1/2以上入っていることなど、 JAS規格(日本農林規格)により定義づけがされてもいます。 ちなみに、国内出荷比率は、ブロイラー(53%)白系銘柄鶏(42%) 赤系銘柄鶏(4%)地鶏(1%)となっています。 銘柄鶏とは、どんな鶏? 「銘柄鶏」とは、我が国で飼育し、地鶏に比べ増体に優れた肉用種と いわれるもので、通常の飼育方法(飼料内容、出荷日令等)と 異なり工夫を加えたものをいいます。 違った言い方をすると、地鶏の条件には当てはまらないが ブロイラーではない食鶏ということでしょうか(暴力的かな?)。 銘柄鶏はブロイラーと同じ品種の鶏から作られる「若どり系」と それ以外の「赤系」に分けられる事が多いですが、 若どり系をブロイラーに入れる場合もあるようです。 産地と銘柄の一例 南部どり(岩手)、地養鶏(岩手・宮城・福島)、伊勢赤鶏(三重) 紀州うめどり(和歌山)、佐賀県産若鶏 骨太有明鶏(佐賀)など *現在、110銘柄をこえているそうです。 地鶏とは、どんな鶏? 「地鶏」とは、在来種、種由来血液百分率が50%以上のものであって、 出生の証明(在来種からの系譜、在来種由来血液百分率及びふ化日の証明をいう。) ができるものを使用していること。 生産方法では、飼育期間がふ化日から75日以上であり、28日齢以降平飼い や1平方メートルあたり10羽以下で飼育されたものをいいます。 短期的に大量生産されるブロイラーとは大きく異なり、放し飼いで 健康的に育てられた高品質な食鶏が地鶏です。 健康的にのびのびと育てられ、運動量豊富な地鶏は、筋肉にも影響があり、 その歯ごたえ・味は、淡泊なブロイラーと比較してしまうと、 鶏本来の歯ごたえ・風味・うま味で驚きすら感じるかもしれません。 国内で出荷される食鳥のうち地鶏の割合はおよそ1%。 当然ながら高価で、ブロイラーの数倍で取引され、市場にも反映されます。 産地と種類は次回に! Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it さまざまな素材 ブロイラーってどんな鶏ですか? 日本三大地鶏とJAS規格の関係 ピックアップ記事 ビジネス 最近人気のハンバーグ ビジネス ビジネス 肉屋さんの売上を上げる方法(算数編) ビジネス 関連記事一覧 その他の肉 鳩料理(ハト)の美味しさ さまざまな素材 ハム・ソーセージ等の保存料について その他の肉 フォアグラ・ガチョウ料理について 鶏肉 日本三大地鶏とJAS規格の関係 牛肉 牛ヒレ(フィレ)肉、あるある話 さまざまな素材 美味しい肉料理、その秘密は肉温度60℃にあった さまざまな素材 牛ミノとは&牛ミノレシピ 牛肉 牛ハツ、牛ハツの栄養