豚コレラ、感染からまもなく1年、海外では?

豚コレラ、感染からまもなく1年、海外では?
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26年ぶりの豚コレラが、確認されてからまもなく1年が経とうとしています。
当初は、楽観視もされましたが、その勢いは岐阜県をスタートに、近隣の6県、愛知、三重、長野、福井、
また、滋賀、大阪などその拡大は、すごいものとなった。

豚コレラ、野生イノシシが運ぶ?

豚コレラのウイルスは、野生イノシシにより運ばれて拡大したものと現在、考えられています。
農林水産省の疫学調査チームいわく、今回のウイルスは、遺伝子の特徴などから中国やその周辺国からきたものと考えられると。

そして、そのウイルスに感染した豚肉や肉製品が日本に持ち込まれ、その一部が廃棄されたものを野生のイノシシが食べた事により感染が広まったらしい。

豚コレラが感染した野生イノシシは、岐阜中心にその近県で1000等頭を超えているようで、
その広がりの速さも早く、当然?のように豚コレラも拡大していっている。

現在、岐阜県豚コレラ有識者会議では、各県の感染した野生イノシシの位置情報を集積し、最にの豚コレラの感染が確認された岐阜市の養豚場との関係性を分析しています。
それによると、最初の岐阜市の養豚場を基点に考えた場合、一日あたり最速で420メートル進んでいったと考えられると言っています。

その速度は、過去にドイツにおいて発生拡大した感染例と比べ非常に早いスピードともみられ〈ドイツは一日あたり平均68メートル)、このペースを考えると
今後も豚コレラの拡大が進んだ場合は、来年早々には群馬県など関東圏にも拡大する可能性があるとみられています。

群馬県は、昨年度の数字で見ても豚飼育数が全国5位・シェア6.7%であり、茨城県の6位、千葉県の3位とその被害を考えたくもない状況です。
(ちなみに、岐阜県は22位、愛知県は10位です)

豚コレラに負けず養豚場再開のニュース

上記の感染スピードの怖さとともに、嬉しいニュースも聞けました。
それは、以前豚コレラ感染により、殺処分17390頭という状況となった愛知県田原市の養豚組合、「野田南部養豚組合」のお話です。
豚コレラに負けず養豚場再開のニュースは、愛知県では、7月の豊田市の養豚場に続き2例目だと思います。

「野田南部養豚組合」は全8戸の養豚農家でなっており、再開は5戸、残りの2戸は年内再開を目指し、1戸は廃業とのことです。
様々なことがあった思いますが、ぜひ頑張って育てていただきたいです。

「野田南部養豚組合」では、スタート2日間で196頭の繁殖用雌豚が、搬入されたとのことです。
豚コレラ対策として、養豚場周りに、1.5メートルの柵を作り野生イノシシの対策をし、豚舎にも、小動物用に金網を貼っているとのことです。
人間の対策は、養豚場内外で、衣服や長靴を変える対策をとるとのこと。

現在、愛知県の殺処分対象農場は、45農場、62560頭となりこれ以上に拡大しないでほしいと思うのは、皆同じでしょう。
しかし、その対策は、大きくみれば、現在のところワクチンしか考えられないようで、なかなか難しい問題でもあります。
(ワクチンに対するお話は、「豚コレラ最新状況と市場への影響」をご覧ください)

海外、中国の最新情報

海外、中国の最新情報

本日の朝の番組で、海外のニュースとして、中国四川?の映像が流されていました。
男の人が、昔ながらの闇市のうような売り方?で、板の上に置かれた豚肉の塊を、店主が違う人の相手をしているスキに、ポケットに入れる、というものでした。

番組では、豚の病気の影響で、豚肉が高くなっているとお話していたと思いますが、場所によればそれどころではありません。
知り合いに聞いたところ、中国上海市のお話にはなりますが、アフリカ豚コレラの影響で、豚の頭数が激減し、価格は高騰し続けているとのことです。

上海市では、この一月の間に、豚の仕入れ価格が40%も上がり、異常事態になっているそうです。
しかしながら、この価格をそのままお客様価格の値上げにするわけにはいかず、販売業者がかぶっているそうで、かなり厳しい状況のようです。

アフリカ豚コレラは、日本の豚コレラとは違いますが、いつ我々にも関係してくるかはわかりません。
対岸の火事というわけにもいきませんね。

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