鳥インフルエンザの影響

鳥インフルエンザの影響
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鳥インフルエンザとは

鳥インフルエンザウイルスは、 A 型インフルエンザに感染して起こる鳥類の
病気です。野生の水禽類(例:アヒル・カモなど)が自然宿主と
考えられています。

家畜伝染病予防法では、病原性の程度によって、(1)高病原性鳥インフルエンザ( HPAI )、
(2)低病原性鳥インフルエンザ( LPAI )、(3)鳥インフルエンザの三つに分類されています。

国内では、予防の観点から、高病原性に変異する可能性がある低病原性鳥インフルエンザについても、
高病原性鳥インフルエンザと同様に殺処分等の防疫措置が講じられています。

特に、鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥などに感染する
病原性の高い高病原性鳥インフルエンザは、東南アジアを中心に中東やアフリカ
ヨーロッパなどでも感染が確認されています。

日本では、2004年に山口県でその発生が確認されて以降、各地で感染報告が
でています。

人におけるほとんどの感染者は、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに
濃厚な接触があります。日本では発症した人は確認されていません。

食品安全委員会では

内閣府の食品安全委員会は、鳥インフルエンザについて次のような考え方を
示しています(2018年1月時点)

食品安全委員会は、我が国の現状において、家きんの肉や卵を食べることにより、
ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えています。

(1)鳥インフルエザウイルスがヒトに感染するためには、ヒトの細胞表面の受容体(注1)に
結合しなくてはなりません。私達ヒトの受容体はヒト型であり、トリ型とは
異なるとされています。

(注1)受容体とは、ウイルスがヒトや動物に感染する際に最初に結合する細胞表面の
分子であり、大きく分けて2種類(ヒト型とトリ型)があります。
受容体はウイルスの受け皿と考えましょう。

(2)鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、ヒトの体内で胃酸などの消化液により
不活化(注2)されると考えています。

(注2)ウイルスが死滅する(感染性が失われる)こと。

参考:発生時の家畜防疫上の措置や日々の殺菌・消毒等の衛生管理措置】

・我が国においては、鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の
鶏は全て殺処分されるなどの家畜防疫上の措置が行われるため、本ウイルスに感染した
鶏等が市場に出回ることはありません。

・私達が普段口にしている鶏卵は公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が
実施されており、洗卵・消毒されています。また、鶏肉は食鳥処理場での生体検査が
実施されているため、病気にかかっている疑いのある鶏は食用にされません。

以上、(食品安全委員会の「鳥インフルエンザについて」より抜粋)

しかしながら、中国、中等、アフリカなどでは人への感染や、重症化による死亡も
確認されいますから、鳥インフルエンザの発生地域へ渡航される場合は、注意が
必要ですし、特に弱った鳥や死んだ鳥にさわったり、鳥の糞が舞い上がっている場所で、
ホコリを吸い込まないようにしたほうが良いですね。

食べることでの感染は・発生は確認されていませんが、気になる方は、家禽類の肉や
家禽類由来製品を召し上がる場合、充分な加熱処理(内部まで70℃に達すること)
をされると良いと思います。
(これもWHO-世界保健機構の推奨でもあります)

食品安全委員会では

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