食品添加物とハム・ソーセージ等(食肉加工品)の関係

食品添加物とハム・ソーセージ等(食肉加工品)の関係
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食品添加物というもの

食品添加物は、ハム・ソーセージ等(食品加工品)にとって欠かすことのできないものです。
お肉や香辛料のようにメインではありませんが、食品素材以外に使用するもので副資材の一つであり、製造には必要なものとなります。
その目的は、食品の製造や加工、細菌などの繁殖を抑えて保存性を高める、味や香り・外観を良くする、栄養成分を強化するなどとなります。。

食品添加物には、その加工段階で食肉に直接加えていくものと、間接的に使われるものがあります。
直接的なものは、発色剤や調味料等の・ようなものになりますし、間接的なものは、製造する機械などに使う
次亜塩素酸ナトリウムやアルコールなどのように殺菌に使われるもの等があります。

食品添加物と薬の違い

食品添加物と薬は何が違うのでしょうか?
難しい話はなしにして、結論からいきますと、
食品添加物は、食品の製造の過程で、食品の加工や保存の目的で、添加、混和などの方法で使用するもの。
一方、薬は、人や動物が直接、飲んだり、塗ったり、注射することにより、病気の診断、治療、予防を行うもの。
となります。

食品添加物は食品衛生法のより定義され、薬は薬事法により定義されています。同じ厚生労働大臣の管轄下にありますが、関係する法律も違うわけです。

ところで、食品添加物は、化学的に作られた合成添加物と天然の原料から作られた天然添加物に別けられます。
そして、以前は合成添加物だけでしたが、1996年からは天然添加物も、指定制度、というものが導入され、安全性や有効性が審議され食品への使用が認められたものだけを厚生労働大臣が指定、許可しています。

食品添加物にはどのようなものがあるのか

ハム・ソーセージ等(食品加工品)に使用する食品添加物は、「食品衛生法」によって使用量の制限を受けているものもあります。
また、JAS規格では、ハム・ソーセージ等(食品加工品)に使用できる食品添加物の種類なども制限があります。
下記が、直接的に加える食品添加物の主なものとなります。

食品添加物にはどのようなものがあるのか

ちなみに、使用量に使われている「ppm」というのは、
part per million (100万分の1)のことを表しています。
微量な成分などの含有量を表す単位となります。

それぞれの食品添加物の効果など詳細については、別途述べたいと思います。

食品添加物の使用量

食品添加物の使用量は、どう考えられているのか

食品添加物の使用量、そのリスク管理は、人が毎日一生涯その量をとり続けてもその量以下ならば食べても有害ではない量、ADI(1日摂取許容量)に基づき行われています。
上記にもありますが、食品衛生法により、食品ごとに使用できる食品添加物および使用できる量(使用基準)がきまっていますし、使用することによる食品への残留レベルはADIよりさらに低く設定しています。

さて、食品衛生法により使用基準のほかに製造基準、保存基準、成分規格がきめられていますが、これに合わなければ(基準に適合しない)どうなるのでしょうか。
そう、販売できませんので、我々の口に入ることはない、ということになります。

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