あなたの選ぶ鶏肉、国産鶏、輸入鶏どちらですか

あなたの選ぶ鶏肉、国産鶏、輸入鶏どちらですか
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鶏肉を選ぶとき、どうしていますか

鶏肉に限りませんが、食材を選ぶときにどんな基準で選んでいるでしょうか。
人それぞれ考え方、経済状態など違いがありますから、一概には言えませんが、鶏肉を選ぶときの基準は、価格の輸入鶏、安全と品質の国産鶏という方が多いようです。
鶏肉を選ぶなら財布に優しい輸入鶏(今は加工した鶏肉調製品でなければ、ほぼブラジル産のイメージではないでしょうか)、
飼育環境など安心と安全と考えている?国産鶏・美味しさを追求した銘柄鶏・地鶏という感じでしょうか。
さて現実には、どちらに関しても「病気」というものの影響が大きいようですが、詳しくみていきましょう。

国産鶏肉では、消費される鶏肉の75%くらいをまかなっています

ちなみに、国産鶏肉は、日本国内で生産された鶏肉・鶏卵のことで、
外国鶏・外国銘柄鶏から生産されたものであっても国産鶏肉です。

よく間違われるのが、「国産鶏」ですが、これは、日本国内で
育種改良された種鶏と、これから生産された実用鶏をさしますが、
国産鶏肉と区別するため、純国産鶏、国産種鶏及び純国産鶏種と呼ぶことも
多いようです。

流通量というより消費量でしょうか、これでみれば、食生活の多様化や外食など
により着実に増加しており、近年においても低価格志向の高まりにより、
増加傾向で推移しているようです。
しかしながら、2004年1月以降は国内外での高病原性鳥インフルエンザ発生の
影響を受け、減少したときもある。

国産鶏肉は、小規模飼養者層の減少や輸入鶏肉の増加などにより減少傾向で
推移してきましたが、食の安全などを意識した国産肉志向などがあり
2001年度以降、横ばいないし微増傾向です
(2008年や2010年の猛暑による種鶏への影響など減少の年もありますが)。
大雑把な言い方をするなら、消費される75%くらいが国産鶏肉で
まかなわれているイメージでしょうか。

飼育戸数については減少傾向で推移する中、飼育羽数は増加傾向にあり
飼養規模の拡大は着実に進み、特に年間出荷羽数30万羽以上の飼養者層の
シェアは、戸数、羽数ともに拡大しており、出荷羽数については50%以上に
まで拡大していて、飼育業には、豚・鶏など種類にかかわらず同じような
傾向があることは否めない事実でもあります。

輸入鶏肉には、鶏肉を加熱処理した鶏肉調製品という見逃してはいけない物があります

輸入鶏肉には、鶏肉を加熱処理した鶏肉調製品という見逃してはいけない物があります

輸入鶏肉については、業務用需要の伸びなどから中国を中心に増加傾向で
推移してきましたが、2002年後半から2003年くらいにかけ輸入在庫の整理により、
大幅な減少傾向となりました。
さらに2004年1月以降はタイ、中国、アメリカ産家きん肉輸入一時停止の影響で
大幅な減少となりましたが、2005年度は、ブラジル産の輸入増加により前年度を
19%増加しました。

しかし、輸入在庫が大幅に増加したこと等から、2006年度以降は再び大幅な
減少傾向で推移した。2008年は、国産品の卸売価格が堅調であったため、
市場の品薄感からブラジル産の輸入が増加し平均水準を大きく伸びましたが、
2009年は、輸入在庫の大幅な増加や景気の低迷等により前年度を18%減少しました。

その後も猛暑、高病原性鳥インフルエンザ及び東日本大震災による供給不安など
2011年、2014年、2015年の大幅増の年と2013年、2016年大幅減の年と国内外の
様々な事情や情勢で左右しています。

また、見逃してはいけないのが、鶏肉調製品です。
これは、鶏肉を加熱処理したものですが、2000年以降基本的には、
増加傾向にあります(2008年は、大きなニュースとなった中国産ギョーザ問題の

影響から中国からの輸入が大幅に減少したことがありましたが)。

2010年以降は、猛暑、高病原性鳥インフルエンザ及び東日本大震災による
供給不安や、大手ファストフード関連が鶏肉調製品を用いた商品を増やしている
ことなどから増加傾向で推移しています。

輸入先を国別にみれば、ブロイラーの輸入ではブラジル・アメリカ・中国の
3カ国、鶏肉調製品ではアメリカ・中国・タイの3カ国が主要輸入国です。
ここにも、鳥インフルエンザの影響が大きく、2001年の発生で中国からの
鶏肉輸入に規制がかかり、2004年輸入自体が一時停止装置がとられた事もありました。

中国とタイからの輸入が一時ゼロとなり、その後鶏肉調整品で輸入が再開されました。
ここで中国、タイからの輸入は、鶏肉から鶏肉調整品にシフトし
タイについては、インフルエンザ発生後には、発生前の鶏肉:鶏肉調製品=4:1から
鶏肉調製品がほぼすべての状態になっています。

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