豚ハツレシピ&豚心臓とは

豚ハツレシピ&豚心臓とは
さまざまな素材

豚のハツ、串焼きで人気ですが、それだけではない優秀商材?!

心臓(ハツ、ココロ、ハート)
筋繊維が細かく緻密なので独特の歯ごたえがあり淡泊。
脂肪が少なく、心臓の機能強化にも役立つビタミンB1、B2、鉄が多く含まれます。
充分に血抜きをしてから調理します。しょうゆやみそ味の煮物にも、と言われますが、
薄切りにし網焼きや鉄板焼きの塩コショウが一番でしょうか、一般的な豚心臓部位知識ではなります。
豚のハツは栄養価が高いばかりでなくヘルシーな部位でもあります。ハツのカロリーは、ロースの半分程度の水準。糖質も比較的低めです。
豚ホルモンの中でも強い旨味が人気のハツですが、他では味わえない歯ごたえも人気のひとつ、その印象が強いことから、豚ハツ≒焼肉・串焼き、という方も多いかもしれません。
しかし、豚ハツはさまざまな調理法によって提供されています。焼肉や串焼きでも、塩・タレはもちろん、味噌などの漬け焼きも人気。野菜との相性も良く、和風・中華風の炒め物、どちらにもぴったりです。
スープや煮込み料理にも使えるほか、レバーなどと合わせてペーストやパテに利用されることもありますし、ローストしてチーズをとともに、ワインで乾杯!
スモークもお酒のおともには最高で様々に利用できます。そのうえ非常にリーズナブルときたら文句なしですね。

さて注目のの栄養はどうなっているのでしょう。
こちらも100gあたりでいきます、主要な栄養素はタンパク質16.2g、脂質7g、炭水化物0.1g、ミネラル成分は、ナトリウム80mg、カリウム270mg、リン170mg等、ビタミン類は、ビタミンB群1.65mgをはじめA・D・E・K・Cを含み、ナイアシン6mgとなります。
カロリーは100gで135kcalのカロリーと低カロリーとなり、栄養成分は、鶏もも肉と同程度のたんぱく質含有量で比較的低脂肪。脂質は鶏ハツの半分以下で低カロリーとなります。

こちらも下ごしらえは大切です(市販のものは処理されスライスもされたものも多いですが)。
かたまりのものは筒状のところをいくつか縦に切って、血を洗い流します。(★裏側のひだに血の塊がたまっていることが多いので、丁寧に取り除きます)食べやすい大きさに切り、たっぷりめの塩でもみ洗いしてから冷水にさらして血抜きします。好きな方は30分ほど、苦手な方は一晩くらい浸けておきましょう。
スライスで売ってあるものは血抜きはしてありますが、気になる場合は塩水でもみ洗いして冷水に浸けましょう。締まる(縮む)ので、少し厚めに切るのがポイントです。

豚ハツレシピ(豚ハツの食べ方)

簡単にスタミナヘルシー 豚ハツのにんにく炒め<2~3人分>

*材料
豚ハツ  150~200g
にんにく  1片
鷹の爪(お好みで)  1/2本
ごま油  大さじ1/2
醤油  小さじ1
酒  大さじ1
塩  ひとつまみ(小さじ1/4)
胡椒  適量
万能ねぎ  適量

*作り方
1) 上部記載の下ごしらえをします。
2) にんにくを薄切り、万能ねぎを小口切りに、鷹の爪の種を抜き、小口切りにします。
3) 豚ハツを一口大に切り分け、ボウルに切り分けた豚ハツとにんにく、鷹の爪を入れます。
醤油、酒、塩を加えて混ぜ合わせ、10~20分ほど漬け込みます。
4)フライパンにごま油を引き、中火~中強火で熱し、漬け込んだ豚ハツを入れ、3~4分ほど炒めます。
(にんにくや鷹の爪、たれも全てフライパンに入れて炒めます。)
5) 炒めながら味見をし、塩こしょうで調え、器に盛り付け、万能ねぎをちらして完成。

(漬ける時間は10~20分。淡白な豚ハツにしっかりと味をしみ込ませることで、よりおいしいにんにく炒めに仕上がります。)

玄人はだし?!豚ハツの辛味みそ炒めレタス包み <4~5人分>

*材料
豚ハツ 1個約350g
《a》
干ししいたけ 2枚
いんげん豆 80g
にんじん 50g
たまねぎ 1/2個
セロリ 1/2本
油(油通し用) 適量
ビーフン(または春雨) 適量
揚げ油 適量
レタス 1/2株
油(炒め用) 大さじ 2
《b》
豆板醤 小さじ 2
甜麺醤(テンメンジャン メモ1) 大さじ 4
《c》
紹興酒(または日本酒) 大さじ 1
砂糖 小さじ 1/2
しょうゆ 大さじ 2
こしょう 少量
かたくり粉・水 各小さじ 2
ごま油 小さじ 2

*作り方
1) 上部記載の下ごしらえをします。水気をきってから5mm角に切る。
2) 熱湯で、1)の切ったハツをさっと湯通しする。
3) 干ししいたけは水でもどしておき、その他の《a》の材料とともに、5mm角に切り、油通ししておく。
4) 揚げ油を180℃に熱し、ビーフンを揚げる。
ふくらんできたら裏返し、からりと揚げ、皿に広げる。
5) 中華鍋に油を熱し、豚ハツをさっと炒め、《b》と3)を加え、《c》の調味料を合わせて加え調味する。
分量の水で溶いたかたくり粉でとろみをつけ、ごま油を加える。
6) 4)のビーフンの上に5)を盛りつける。
葉を1枚ずつにしたレタスにのせ、巻いていただく。

(少し手が込んでいますが、まさにお店の味をご自宅で、という感じです、ひと頑張り!!)

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