長寿沖縄の豚肉料理とその長い歴史

長寿沖縄の豚肉料理とその長い歴史
さまざまな素材

長寿と関わる肉料理?

特別編は、ズバリ沖縄です。イメージ先行ですが、沖縄といえば長寿県という思い込みがります。
実際に、間違ってはいなかった。厚生労働省の発表する都道府県別生命表においても、
1985年当時は、男性、女性ともに平均寿命トップは沖縄県でした。

それが2010年になると、男性は29位、女性は3位となっています。
沖縄というとその長寿の秘密として、食事のことをよくいわれます。
その代表が豚肉の肉料理、海藻、野菜を多く属するということです。

では、豚肉の肉料理を食べなくなったのか、そういう理由でもありません。
かつては、豊富な野菜類、海藻類、魚介類、豚肉料理、忘れていけないイモ類などを
バランスよく食べていました。

特に豚肉料理は、ハレの日の食べ物であったともいわれ、温暖な気候とせかせかしない生活習慣が、
健康の原因だったのでしょう。

それが、アメリカ統治下の行き過ぎた肉食文化やファストフード社会の浸透、
車社会の到来と体をよく動かす日常であったはずが、運動不足が日常の立派な肥満体質に
変わっていったのです。

その結果、肥満率日本一となり、女性も長寿1位の座を追われてしまい、
現在では、食習慣・生活習慣の見直しが急務となったのです。

沖縄の肉料理、豚肉料理

話を肉料理に戻しましょう。
やはり沖縄は豚肉料理、その歴史は600年以上になります。これは、琉球王朝当時に、牛肉を食べてはいけない、といういわれた
時代があり、それ同時期に豚の飼育が浸透していったせいでもあります。
カライモといわれたサツマイモによる飼育がメインでした。

とはいっても、この当時は豚肉料理を日常に食べるようなことはなかったようです。
年末になると、飼っている豚を殺して、正月にいただきます。残ったものは塩漬けにします。

そして、肉・内蔵・骨・脂・血とすべてを別々に塩漬けにして、4月くらいまで
食事に使うのが普通でした。

貴重で大切な豚だからこそ、丸ごと一頭を利用して無駄にしない沖縄の豚料理だったのです。

有名料理は、ラフテー(豚バラ肉の角煮)、ティビチ(豚足を処理し煮込む)、ソーキ(アバラ骨部分の煮込み料理)、
ミミガー(耳の毛などを処理し軟膏事食べる)などだと思う。

知り合いの沖縄出身の方から聞いたが、すべてどの料理も必ず野菜や昆布などと煮込む。
これが沖縄独自の食文化、肉料理なのかもしれない。

普通に本州で食べても、スーパーで普通に販売されているものをみても、そのものだけで、
海藻類や野菜類がはいっているものは少ないです。
本来は、バランスを考えられた健康料理なのですね。
さすが長寿食??

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