日本の三元豚、その成り立ちLWDって何ですか?

日本の三元豚、その成り立ちLWDって何ですか?
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日本の三元豚、そのルーツを探る

日本の三元豚の多くは、デンマークのランドレース種(L)、イギリスの
大ヨークシャー種(W)、アメリカのデュロック種(D)のかけ合わせで、
LWDという三元豚ですが、詳しくは、ランドレース種の雌に大ヨークシャー種の雄をかけ合わせ、そこから生まれた雌にデュロック種の雄をかけ合わせ生まれた豚になります。
個別にその品種について見てみましょう。

ランドレース種(L)はこんな豚

デンマーク原産で、その在来種に大ヨークシャーを交配してできた
白色の大型種で、成体は雄で約350kg前後、雌で約300kg前後。
1960年にアメリカで開発された同系統種のアメリカンランドレースが、
はじめて日本に輸入されました。

頭部は小さく、顔は長く、たれ耳で鼻もまっすぐ、胴伸びがよく全体に流線型です。
日本人の豚のイメージと言えば、こんな感じといわれたりもします。

発育が早く産子数は平均11.7頭と多く、泌乳量が多く、育成率も高い品種で、
各国で改良が進められていますが、主要な雌系品種として飼養頭数も多いものです。
脂肪は薄く、赤身の割合が適度で、ロースハムやベーコンなど加工肉の
原料として高い評価を受けています。

大ヨークシャー種(W)はこんな豚

イギリス原産。ヨークシャー州においてColling兄弟によって
ヨークシャー州の在来の豚に中国種、ネアポリタン種、レスター種などを
交配してできたといわれています。

毛色は白で、成体の体重は雄、雌とも350kg前後。
500kgを超える雄豚も見られる大型種です。
純粋種としてはランドレース種についで多数飼育されています。

顔は長めで、顔面はわずかにしゃくれていて全体的には長方形です。
主要な雌系品種として飼養頭数も多い。

成熟はやや遅いのですが、繁殖能力や哺育(子育て)能力に優れています。
肉質はよく、赤肉と脂肪の割合が適度で良質のベーコンなど加工肉の
原料として高い評価を受けています。

ランドレース、ハンプシャー、デュロックなどの品種改良のために
用いられた品種として評価されています。

デュロック種(D)はこんな豚

アメリカ原産。原種は明確ではないが、一般にはニュージャージー州の
ジャージーレッドとニューヨーク州のニューヨークレッドとが主体で、
これに赤色バークシャーなどが関与して成立したといわれています。

顔は長めで、顔面はわずかにしゃくれ、色は褐色
耳はたってみえますが、先端が前方にたれていて、全体におおむね弓状です。
性質はおとなしく、強健で暑さに強い品種で、
主要な雄系品種として飼養頭数も多い。

飼いやすい品種として有名ですが、四肢の故障が出やすいのが欠点です。
成体は雄で約380kg前後、雌で約300kg前後。

多産で哺育能力に優れ、発育も性成熟も早く、肉質もよい品種です。
特に、ロース部位がピンクで美しく、霜降りになりやすいです。

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