牛タンがすごく売れる(現場訪問)

牛タンがすごく売れる(現場訪問)
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今回は、現場訪問の感想です。
誰もが、年末も近づき忙しさが増す時期でしょうが、今年はコロナの影響でいつもと違う年末年始になるのでしょう。
現場訪問、まさに仕事の関係で肉商品を全般的に扱っている会社の倉庫にお邪魔してきたので、
その時のことを述べてみます。

牛タンが美味しい、のはわかるが。

牛タンが美味しいのはわかりますが、こんなにあるの?!という驚きでした。
お邪魔した倉庫は、冷蔵・冷凍ともにありましたが、それぞれ中は、レーンがありました。

レーンには、それぞれ4段?くらいになっていて、枠が8枠に別れています。
1レーンが、32枠分あるわけです。そこに商品のパレット(フォークリフトで管理するため、商品を乗せる台のようなもの)が、入っています。

そのレーンが冷蔵で25以上、冷凍で20以上あります。
そこでは、様々な商品が管理されています、国産の牛肉・豚肉・鶏肉、外国産の牛肉・豚肉・鶏肉、それぞれの様々な部位・内臓などを様々な加工方法で商品化された生のお肉。
そして、それぞれを利用して作られた製品(タレ付、鍋用、焼鳥、煮込みetc)が、ところ狭しと並んでいました。

その中にあって、一番興味を持ったのが、今回の牛タンです。
残念ながら?日本のものは少量で、多くは外国産のものでしたが、その種類と量にびっくりです。牛タンだけで5レーン以上です。
1レーン32枠ですから5レーンでも160枠、最低でも1枠に500キロと考えれば80トン以上の牛タンが1週間でなくなっていくイメージです。

牛タンが美味しいのは、わかりますがこんなにあると少し引きました。
だって、牛タンは牛さん一頭に1本しかないわけですから、、、、。

種類豊富な牛タンが山積み

種類豊富な牛タン、あえて外国のものに絞りますが、そこにあったものは、オーストラリア産、アメリカ産、カナダ産、メキシコ産くらいでしたが、その国ごとにいくつものメーカーの商品が何種類もあるわけです。それもあったものだけで、扱い商品はもっとあるようでした。
例えば、ポーランド産やイタリア産、デンマーク産等々も。

多分、20種類以上の様々な牛タンが、何トンもあるわけです。ちなみに豚や他のタンもありました。
ちょうど、お邪魔しているときに納品のトラックが来たときです。
トラックの荷台が空いたら、全面牛タンの箱で壁ができていました。

思わず、これだけ在庫があってまだ入荷したのですか、と聞くと「昨年は在庫がなく、対応できなかったので150%を超えるペースで出ていってます。今ある商品も来週にはなくなる予定ですので、次のオーダーもかけるところです」と。
訪問した倉庫の会社は、大手の会社なので同業者や飲食店、スーパー、精肉店と様々なところに納品しているようですが、正直なところ、
「どれだけ、日本人は牛タンが好きなの??」という想いに駆られました。

牛タン、どんな種類があるか

牛タン、どんな種類があるか

ところで、牛タンにどんな種類があるのか、とおもうかもしれません。
いろんな種類のものがありますが、並べてみますと

まずは、冷蔵か冷凍か
牛タンの牛が、どんな牛か、例えばブッラクアンガス牛のタンのように
1本のものなら、皮がついているもの、いないもの
1本そのままのものか、切られているものか
切られているものも、タン先・タン中・タン元といった部位ごとのものや一部をとったもの
切られているものも、かたまりのものか薄くスライスされたされたものか、等々

種類も豊富ですごいものでしょう。これも生のもので、様々なタレ付、野菜などのキット、それぞれにタンの厚さも、2.5mm、3.5mmなど色々。
そして完全に調理された、カレーやシチューなどなどすごいバリエーションでした。

ちなみによく知られている、代表的な商品を一例にあげますと、
National Black No.1 Skinned・・・ナショナルというメーカーの、ブラックアンガスのタンで、1本なりの皮付きのもの
Exesel cubecut skinoff・・・エクセルというメーカーの、タン先を落として皮を取り除いたもの
というような感じです。

やはり、それぞれ意味があり、良いところ悪いところ?があります。
チルド(冷蔵)のものは、冷凍のものより歩留まりが良くなりますが、冷凍のものは日持ちがします。
また、皮付きのものは皮むきのものより味の面で優位ですが、皮むきはなんといっても手間がかからない。
1本ものは、タン先・タン中・タン元とすべてあり、うまく利用すれば様々できます。
カットされたものはタン先がないから、スライスして使うには使い勝手が良い等々です。

ちなみに薄くスライスされたものは、生のものでも製品として扱われます。
まあ、とにかく今回の現場訪問では、わかってはいましたが、牛タンの種類の豊富さと売れ行きに驚かされました。
牛タンはがすごい!牛タンがすごい!これが今回の締めです(笑)

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